YUME ART Exhibition

アーティストプロフィール

長 隆治郎 Ryujiro Cho
関根 直子 Naoko Sekine

7月18日(金)― 8月1日(金) YUME ART Studio
長の“Cinematic Scenery ”は、映画のレンズを通した場面や場所の見方を観る者に提示する。彼は、映画撮影が行われた場所へ実際に足を運び、好きな映画を再体験して撮影する。“Cinematic Scenery”だけでなく、彼の作品は一様にして繊細で巧妙なやわらかさがある。長は1947年、福岡県に生まれる。現在まで数々の賞を受賞。
また、この展覧会では関根直子による紙面の作品も展示します。(関根の新作発表は2010年に開催予定)
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広川 泰士 Taishi Hirokawa

8月16日(土)― 8月29日(金) 脇田美術館
広川は、自然を通してさまざまな「時」の概念を撮り続けている。長い年月をかけて成長した樹木の皺は、あたかも、刻一刻と姿を変える潮の流れに呼応しているかのようである。各作品それぞれに内包されている「時」に囲まれることで、我々はより強烈に彼自身の世界に引込まれるであろう。
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岡田 浩志 Hiroshi Okada

8月30日(土)― 9月12日(金) 脇田美術館
岡田は、日常生活において我々が見過ごしがちな自然の一風景を、より深く観察し、そこにある関係性を表現し続ける。新作においても、対象を照らす光とそこに落ちる影を、それぞれ異なるスケール感、色、仕上げによって軽やかに描き出し、我々を作品の中へと導いて行く。
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遠山 由美 Yumi Tohyama

9月13日(土)― 9月26日(金) 脇田美術館
遠山は、文字の可能性を模索する独特の作品を創る。文字の作品は、日本人も外国人も理解する文字が存在するかを確かめようとする試みでもある。日本語、英語の両言語で書かれた句や文は一旦分解され、表現したい文字列へと再構築される。これは遠山の「DUAL LETTER( 両面文字)」というコンセプトを示しており、文字を讃え、超越するプロセスであり、言語と意味の壁を乗り越えようとするものである。
遠山は1964年、東京で生まれる。日本と海外で幅広く展覧会に出展。
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石塚 ツナヒロ Tsunahiro Ishizuka

9月27日(土)― 10月13日(月) 脇田美術館
石塚の作品は、シンプルかつ抽象的なイメージを描いている。深みのある色彩で描かれた作品は、モチーフと余白を見事に構成させている。この余白の使い方は彼の作品の特徴であり、そこには描かれたモチーフを超えた何かを感じる。石塚は1966年、兵庫県に生まれる。主に日本の各地で展覧会に出展。またフランス、パリにおいても個展を開催。

高島 彦志 Hikoshi Takashima

10月24日(金)― 11月7日(金) YUME ART Studio
高島は、何を描くかはっきりと決める前に強いイメージをまずつくると言う。沖縄独特ともいえる力強い色使い。中には派手な看板や風俗街などからインスピレーションを得たものもあるが、自然の豊かさとあいまって描かれる。このようにその場で得られるモチーフは、独特で幻想的な世界を醸し出す。高島は、自らの手で創造した「言語」で「声」を発するアーティストである。高島は1950年、鹿児島で生まれる。数々の展覧会に幅広く出展。
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