脇田和展
南へ。鳥たちの歌が聞こえる。

2019年7月21日(日)〜11月17日(日)
*会期中無休(展示替え・イベント等の臨時休館日を除く)

「南国の鳥」
1991年 油彩・キャンバス

  • 彼方から、ときおり吹いてくる海風。
    大地を潤す通り雨。遠く低く移ろいでいく雲。
    雲間から射す眩しい陽光の中を、鳥たちが泳ぐ。

    南風に乗って、鳥たちの歌が聞こえてくる。
  • 「洞窟の鳥」
    1998年 油彩・キャンバス
  • 「花の中」
    1993年 油彩・キャンバス
  • 脇田はハワイでの心臓バイパス手術に71歳の時に臨みました。大病を乗り越えて、その後も創作へのたゆまぬ欲求と挑戦を続け、晩年になっても時折ハワイに滞在し、 創作を続けました。再び生命を授かることができた脇田は、南の地で過ごす穏やかに流れる時間の中で、軽やかに心を解放していったことでしょう。
    きらめく光、鮮やかな天然色、外気、視るもの触れるものすべては、好奇心旺盛な画家の感性を静かに揺さぶります。葉むらの陰で息づく小さなものたち。揚々とした芽吹き、舞い落ちる一葉。画家の傍らで生み出される命の循環。自然の力が創作に新たな生命を吹き込んでいきました。
    本展では、脇田和が旧軽井沢に制作の居を移した1970年代から晩年までの作品を中心に、油彩、素描、コラージュ作品など、約80点を展示し紹介していきます。
  • 「マノアの鳥」
    1990年 油彩 キャンバス
  • 「花の中」
    1998年 油彩、コラージュ キャンバス
  • 「まいまい風」
    1989年 油彩 キャンバス
  • 「秋鳥と語る」
    1998年 油彩 キャンバス
  • 略歴

    脇田 和 KAZU WAKITA (1908−2005年)
    1908(明治41)年東京生まれ。15歳の時ベルリンに渡り、17歳でベルリン国立美術学校に入学。1930(昭和5)年同校より金メダルを贈られ帰国。1932(昭和7)年太平洋画会初入選。以後、光風会、 帝展などで受賞を重ねる。1936(昭和11)年猪熊弦一郎、小磯良平らと新制作派協会(現・新制作協会)を設立。戦後、1950年代にはサンパウロ・ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレ等に出品。「あらそい」が第1回グッゲンハイム国際美術賞に輝いた。1959〜70年東京藝術大学で教鞭をとる。1970(昭和45)年、軽井沢に吉村順三設計によるアトリエ山荘が完成。1991(平成3)年『脇田美術館』を開設。1995( 平成7) 年〜2012(平成24)年、東京・第一生命本社ビルに脇田和作品常設ギャラリー。2005(平成17)年11月27日永眠。1991(平成3)年旭日小綬章。1998(平成10)年文化功労者。2005(平成17)年従四位を追賜。
  • 「白鳩」
    制作年代不詳 紙 ミクストメディア
  • 「風見鳥」
    1978年 紙 水彩、鉛筆
  • 「鳩」
    制作年代不詳 紙 ミクストメディア

開催概要

展覧会名称 脇田和展
南へ。鳥たちの歌が聞こえる。
主催 一般財団法人 脇田美術館
開催期間 2019年7月21日(日)〜11月17日(日)
*会期中無休(展示替え・イベント等の臨時休館日を除く)
開館時間 午前10時〜午後5時(7月21日〜9月30日までは午後6時/入館は閉館30分前まで)
入館料 一般1,000円(900円)、大高生600円(500円)、
中学生以下 無料
*()内は20名様以上の団体料金です。その他の割引につきましてはお問い合わせください。
アクセス ・ 電車 JR・しなの鉄道、軽井沢駅より旧軽井沢銀座方面へ徒歩10分
・ 車 上信越道・碓氷軽井沢インターより国道18号線を軽井沢方面へ入る
所在地 〒389-0102 長野県軽井沢町旧道1570-4
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電話番号 0267-42-2639