脇田 和 展

2016年7月5日(火)〜10月26日(水)

鳥に贈る一輪
1992年 油彩・キャンバス

これまで随分とお世話になった鳥に感謝して一輪の花を贈る。
沢山の鳥を飼っていたころ、犠牲になって呉れた鳥の死を詫びて供養の絵馬を描いて鳥たちの冥福を祈った。
脇田和の油彩を中心に、素描、コラージュ作品等、1940年代から晩年までの作品約100点を展示し、画家を導いたであろう鳥たち、人物、子供など、描き続けてきた身近なものたちへのまなざし、創作にむけた画家の探求と軌跡をご紹介していきます。
  • 鳩 1990-1991
    油彩・キャンバス

  • ふりむく 2002年
    油彩・キャンバス


菫 1953年
油彩・ボード

ドイツ・ベルリンに学び、帰国後、小磯良平や猪熊弦一郎らとともに新制作派協会を創立。戦後はヴェネチアビエンナーレやピッツバーグ国際美術展出品など、国内外で活動を続け、現代洋画壇を代表する画家として活躍した脇田和。
1970年に制作拠点を長野県・軽井沢に設け、晩年に至るまで多くの作品を描き続けました。その約80年に及ぶ画業の集積が美術館空間の隅々に表現され、館内には脇田和のアトリエ山荘(友人であった建築家・吉村順三設計)が当時のまま保存されています。
旧軽井沢の緑に包まれた美術館で、画家がみつめただろう世界に触れてください。

鳥の来る道 1986年
油彩・キャンバス


開催概要

展覧会名称 脇田 和 展 1Fにて 特別展「女のひとと鳥」開催
主催 財団法人 脇田美術館
開催期間 2016年7月5日(火)〜10月26日(水)
開館時間 午前10時〜午後5時(7月15日〜 9月15日は6時まで)
入館料 一般1,000円(900円)大高生600円(500円)
中学生以下 無料
※(  )内は20名以上の団体料金
アクセス ・ 電車 JR・しなの鉄道、軽井沢駅より旧軽井沢銀座方面へ徒歩10分
・ 車 上信越道・碓氷軽井沢インターより国道18号線を軽井沢方面へ入る
所在地 〒389-0102 長野県軽井沢町旧道1570-4
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電話番号 0267-42-2639