福本しのぶ・増本竜士 デュオコンサート
in Wakita Museum of Art 2009

アーティストプロフィール

福本しのぶ Shinobu Fukumoto

Harpe
クラシック音楽はもとより、積極的にハープによる現代音楽を内外で演奏、紹介。さらにチェロ、尺八等の演奏者とのデュオにより、ハープをつうじた音楽の可能性を追求し続けている。
フランス、ニース生まれ。9歳にて若手音楽家の登竜門であるUFAM国際コンクール・ジュニア部門にて1位(審査満場一致賞)を受賞。1992年、同コンクール上位部門1位なしの2位を受賞。1993年、パリ・ラフマニノフ音楽院卒業。2003年、パリ・エコールノルマル音楽院、ハープ科卒業。2005年、同音楽院、室内楽科卒業。慶応義塾大学卒業。これまでハープを、アネット・バルマンティエ、マリ-クレール・ジャメ、フレデリック・カンブルラン、フランシス・ピエールに師事。東京、パリで数々のオーケストラに参加。2005年12月、サントリー小ホールにて日本デビュー・コンサート。1stDVD「響き〜harmomie〜」を発売。これまで、岩佐和弘(フルート)、安藤裕子(ヴィオラ)、ミヒ・キム(フルート)、ピエール-アンリ・グゼルブ(ヴィオラ)、鷲見精一(コントラバス)、荒川洋(フルート)、安島瑶山(尺八)、シルヴァン・ビラッセル(ハープ)などと共演。
2009年10月には伊丹典子(マンドリン)とコンサート(岡山)、11月には根本雄伯(ホルン)とHakujiホールにてコンサート。2007年より毎年脇田美術館にてギャラリー・コンサートを開催。

増本竜士 Ryuji Masumoto

Flute・Piccolo
演奏形態やジャンルを問わない幅広いレパートリーと技量を持つ。特にフルートの持つ表現力の模索が現代音楽の演奏へと広がり、第18回朝日現代音楽賞受賞、第2回ハイファ国際フルートコンクール(イスラエル)でのセミファイナリストとなる。 兵庫県神戸市生まれ。1996年、第50回全日本学生音楽コンクール大阪大会奨励賞、第6回日本フルートコンクールにて入選・武者小路千家賞を受賞、2008年、第8回現代音楽演奏コンクール「競楽[」第1位・聴衆賞。2002年東京芸術大学卒業。2003年度より文化庁新進芸術家派遣研修生として渡欧。2005年度よりロームミュージックファンデーション奨学生。2006年ジュネーブ音楽院ソリスト課程・2009年ストラスブール音楽院特別専攻科(現代音楽分野)・パリ市立音楽院高等演奏課程(ピッコロ専攻)を修了。帰国。これまでフルートを、山腰直弘、西田直孝、金昌国、中川昌三、浅生典子、ジャック・ズーン・ソフィー・シェリエ、ヴァンソン・リュカ、マリオ・カローリに師事。ピッコロをジェーン・エリオット・マイラー、ピエール・デュマ、ナタリー・ロザに師事。 2004年より海外での演奏活動を始め、日本・スイス・フランスにおいてリサイタル・室内楽・コンチェルトなどの演奏会に出演。